第79回日本臨床眼科学会に参加して

日本臨床眼科学会は臨床研究や症例報告が主体となった学会であり、基礎研究主体の日本眼科学会と双璧をなす、国内最大級の学会です。今回私は初めて本学会に参加することができました。
初日のポスター発表では観覧者がとても多く、自分のポスター前に立つのもやっとの状態でした。今回は事前に全体のポスター内容を予習して本番に向かうことができたため、興味のある発表について直接質問に伺うことができ、非常に勉強になりました。
モーニング、ランチョン、イブニングセミナーも興味のある講演を狙って拝聴することができ、全体に非常に勉強になる学会でした。ぜひ来年も参加したいです。

(2025年10月 一戸 寛)

第129回日本眼科学会総会

2025年4月17日から20日に東京国際フォーラムで行われた日本眼科学会総会に参加して参りました。
日本眼科学会は日本で行われる最も大きな学会の一つです。
これまでいくつかの眼科の学会に参加してきましたが、今回のような様々な分野がまとまった大きな学会は初めてでした。基礎から臨床まで、様々な疾患についての講演を聞くことができ、臨床、研究への意欲が高まりました。
補償光学眼底カメラを用いた眼底イメージングについての講演では、機器の発達によりこれまで考えられていた網膜の層構造と画像所見の関係が、実際は間違っていたのではないか、という内容であり、常に新たな知識を更新していくことの重要性を感じました。
毎年参加することを目標に臨床も研究もがんばりたいと思います。

(2025年6月 一戸 寛)

ARVO 2025に参加して

2025年5月4日から8日までアメリカのソルトレイクシティで開催されたARVO 2025に参加してきました。ARVOとはThe Association for Research in Vision and Ophthalmologyという世界最大級の眼科学会であり、世界中から集まった眼科医やその他の研究者が主に基礎研究の内容について発表する学会です。
非常に幅広い内容、とても多くの発表があり、まずどの講演やポスター発表を聞くかの選別から入らねばならず、学会前から準備が忙しかったです。
AIについての多くの発表があったのが印象的で、ある講演では「眼科医がAIに駆逐されることはないが、AIを使わない眼科医は駆逐されるだろう」というお言葉があり、数年後や数十年後の眼科を想像しながら日々業務や研究にあたりたいと身の引き締まる思いでした。
今回はポスター発表でしたが、約2時間のセッションの時間があり、上野教授に助けていただきながら、様々な国の方と意見を交わすことができました。今後も積極的に参加したいと思います。

(2025年6月 一戸 寛)

小児眼科学会に参加しました

京都で開催された、第81回日本斜視弱視学会・第50回日本小児眼科学会の共同学会で、ポスター発表で参加させていただきました。
学会に行くのは今回が初めてでしたが、先生方のご指導のおかげで期間内にポスターを作ることができました。
まだ斜視弱視・小児の分野は知らないことが多く、どの講演も大変勉強になりました。

京都らしさは全くないですが、ずっと気になっていたドーナツを食べられたのは最高の思い出です。

今回は学会に参加する機会をいただき、本当にありがとうございました。

(2025年6月 小田桐 由佳)

第63回網膜硝子体学会

前回の電気生理学会は初の口頭発表でしたが、今回は初のポスター発表で参加しました。網膜硝子体は私が最も興味のある分野であり、その中でも色々な分野の発表を聞けて非常に勉強になりました。
ポスターも様々な形式があり、QRコードを印刷して聴衆に見てもらうようにしていた発表を見て近代的で面白いなと感じました。他科の学会ではあるようですが、いずれ眼科もVR等の最先端技術を用いた学会が登場したら面白そうです。

(2025年1月 山邊 佑樹)

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