ISCEV 2023に参加して

小堀です。まだ肌寒さは残るものの、弘前も根雪が少なくなり、日増しに春めいてきました。3月半ばに京都府で行われた国際臨床視覚電気生理学会(ISCEV 2023)にて、演題を発表する機会に恵まれました。
国際学会はおろかポスター発表自体が初めてで、かつ英語が苦手だった自分はおびえていましたが、学会会場についてみると和気あいあいとした雰囲気で、比較的若い先生も多く、一息つけました。
非常に国際色豊かな学会で、自分のブースに来ていただいた先生方もオハイオ州やブラジル、中国など、本当に様々な国から、その分野ではトップクラスの先生が自分の発表内容に質問・コメントしてくださいました。非常に貴重な機会であったと今になって振り返る次第です。
国内外の他施設から多くの興味深い発表があり、ポスターをぼーっと眺めていると、Discussion Timeではないのにもかかわらず、たまたますれ違った自分と同年代の先生にも(日本語で)様々な内容を教えていただき、非常に勉強になりました。
帰路につき飛行機を降りた瞬間、冬に逆戻りしたかのような寒さが印象的でした。本格的な春の訪れを待ちながら、今回の学会で得たことを活かしつつ、また来年度も頑張っていければと思います。

(2023年3月 小堀宏理)

眼科医1年目をすごして

後期研修1年目の奈良馨と言います。弘前大学の眼科に入局し、診療に携わらせてもらうようになってから早いもので半年以上が経ちました。入局したての頃よりは仕事にも慣れ、診療の力も失敗や経験を繰り返してほんの少しずつ身についてきたかと感じています。私は子供の頃から手芸が趣味である影響もあってか、日々の診療においても手先を細かく動かすような作業が好きで、特に手術がとても好きです。上級医の助手に入り、どういう時にどういうテクニックを使うのかを意識しながら手技を見ています。これからも、診療・手術に積極的に励んでいきたいと思っています。

(2023年1月 奈良馨)

第61回日本網膜硝子体学会に行ってきました。

初めまして、後期研修医1年目のふるかわです。
今回は、12月2-4日で開催された第61回日本網膜硝子体学会(@大阪)にいってきました。私は医学生時代を含め学会に行ったことがなく、初めての参加でしたので雰囲気も勝手もわからずとても緊張しました。
ポスター発表で参加したのですが、想像していたよりも質問をいただきました。普段青森県内にいるだけでは話すことができないような方々とお話ができ、とても嬉しかったです。また、私のポスター発表の症例と似た症例を経験された先生方からのお話を聞かせていただいたり、ご教示いただき、勉強になりつつ楽しかったです。同世代くらいの若手医師も多く参加しており、ポスターも面白そうなものがたくさんありましたが、自分のポスター発表で一杯いっぱいとなり、質問しに行ったりはできませんでした。
昨今の状況より学会にはオンデマンドでも参加できるようになりましたが、実際に足を運んで生の空気を体感することは、私たち若手にとってモチベーションを刺激する素敵な機会になりました。これからも頑張ります!
※写真は帰りの空港でやっと食べたたこ焼きです。おいしかったです。

(2022年12月 古川亜美)

第141回青森眼科集談会に参加して

若手だより第1回を担当させて頂く専攻医1年目の鳴海です。去る9月25日、第141回青森眼科集談会が開催されました。コロナウイルス感染防止のため久しく集談会はオンライン開催となっていましたが、今回は発表者以外も現地参加ができるようになり、多くの先生方にお集まり頂きました。一般講演が8題、及び6月から主任教授にご就任された上野真治教授の特別講演が行われ、私含め専攻医1年の先生の多くが初めての講演となりました。それぞれ臨床で経験した貴重な症例や統計データを提示し、非常に活発なディスカッションが交わされました。上野教授は網膜疾患診療のtipsや、弘前大学眼科学教室の現状や今後の方針などご講演下さいました。オンラインでの講演会も場所を問わず参加でき非常に便利ですが、現地で直接多くの先生方とお会いしてお話できる機会は非常に貴重であり、現地開催の良さを改めて感じることができました。ご多忙の中にも関わらず、現地、オンラインで多くの先生方にご参加頂きありがとうございました。

(2022年11月 鳴海友洋)

第142回青森眼科集談会

2023年4月16日弘前大学医学部コミュニケーションセンターで、三重大学の近藤峰生教授をお招きして青森眼科集談会が行われました。
弘前大学からは奈良、古川(亜)、黒坂、丹藤医師が、日常診療で経験した大変勉強になる症例を発表してくださいました。
また、高橋大介先生のご発表では、豊富な臨床症例から得られる統計を示してくださりました。
近藤教授の特別公演では若手医師にわかりやすく、かつベテランの先生方にも興味深い症例の提示がいくつもあり、大変勉強になりました。
次回以降、私も皆さんの参考になる発表をできるように頑張りたいと思います。

(2023年4月 一戸 寛)

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