提供をご希望の方へ
提供をご希望の方へ
自分の死後に眼球を角膜移植のために提供される意思をお持ちの方は献眼登録をすることで、その意思を周囲の方に明確にすることができます。献眼のご意志があることをまず弘前大学アイバンクへ電話にてお伝えください。折り返し献眼登録用紙をお送りいたしますので、必要事項を記載してご返送願います。後日、献眼登録カードをお送りいたしますので保管またはご携行願います。
なお、臓器移植法によって移植に適さない原疾患がある場合には献眼者となることができないことがあります。また、献眼登録していなくても、死後にご家族の希望により献眼することも可能です。その場合でも死亡後に速やかにアイバンクにご連絡願います。主治医など医療機関を通してご連絡いただいても結構です。
ご留意点
- 年齢制限はありません。18歳未満の場合は、両親の承諾と審議が必要です。
- 目のお悩みがある方でもOK。近視、老眼、白内障などでも、角膜が透明であればご提供いただけます。
- いくつかの病歴、感染症等により亡くなられた場合や医学的に提供が困難な状況の時は献眼いただけないことがあります。
- ご登録後、必ず提供をしないといけないという強制はありません。登録を取り消すことも可能です。
- ご登録の際、採血や目の検査等の必要は一切ありません。
- 親族優先提供も可能です。詳しくはお問い合わせフォームまたは電話でお問い合わせください。
- 事前に十分ご家族と話し合っていただけますようお願いいたします。
ご家族の方へのお願い
大切なご家族が亡くなられるということは誰にとっても大きな出来事です。亡くなられた悲しみに浸る間もなく、後に続く様々な手続きや行事などで精神的にも肉体的にも大変な日々を過ごされることとお察しいたします。しかし、故人が生前にご自分の死後に眼球を提供されるという意志をお持ちであったなら、そのご遺志を尊重してなるべく早い時間に弘前大学アイバンクにご連絡いただきたいと思います。担当医がご指定の場所に赴いて眼球摘出手術をさせていただきます。故人のご遺志を大切にするとともにその貴いご厚意によって目が見えない方にもう一度見える機会を差し上げることができます。
なお、生前でもご臨終の時が近づいている段階で、主治医はじめ担当の医療関係者または施設関係者を通じたご連絡の場合も対応いたします。
※故人が登録していなくても、ご家族の希望による献眼も可能です。